FXのスワップポイントって何?金利差益トレードの利点と計算方法を解説

FXの収益方法は、2国間の通貨を売買して利益を稼ぐだけではありません。

ほかにもスワップポイントという、2国間の金利差による利益も獲得することができます。

売買益と金利差益の2つを意識することで、より高い収益を実現することができるでしょう。

今回は、スワップポイントの仕組みや計算方法、金利差益トレードを行うメリットなどをお伝えしていきます。

じぃ

お坊ちゃま、今回はFXの中でもスワップポイントに着目されたのですね!

ずぼら野郎

スワップポイントが大きい通貨と少ない通貨もあるのでその辺の知識も必要。

目次

FXのスワップポイントとは金利差による利益

まずは、FXのスワップポイントについて、基本的な知識をお伝えしていきます。

通貨ペアを保有しているだけで毎日受け取れる

FXのスワップポイントとは、通貨ペアの金利差による受け取ることができる利益のことです。

たとえば、円ドルの通貨ペアを保有していたとしましょう。

仮に日本の政策金利が0.1%、米国が1.0%だとすると、より低い金利の日本円を売却して高金利の米ドルを購入することで、金利差0.9%分の利益を獲得できるということです。

通貨を売買して利益を得る(売買益)に比べ、スワップポイントは通貨ペアを保有しているだけで利益を獲得することができます

通貨ペアによってはマイナススワップになることも

ただし、スワップポイントは必ずしも利益になるとは限りません。

取引方法によっては逆に損失(マイナススワップ)になることもあります。

先ほどの例だと、低金利の日本円を売却して高金利の米ドルを購入することで金利差分の利益が発生しました。

しかし、反対に高金利の米ドルを売却し、低金利の日本円を購入することで金利差分の損失となってしまいます(上記の例だと0.9%のマイナススワップ)。

そのため、スワップポイントで利益を得るには、基本的に低金利通貨を売却、高金利通貨を購入する取引を行うことが重要です。

FXのスワップポイントを簡単に計算する方法

FXのスワップポイントは、通貨ペアを保有しておくだけで毎日受け取れる利益です。

よって、1日辺りのスワップポイントを計算することもできれば、1年間の利益を計算して総合的な収益を予測することもできます。

1日または1年間の利益計算方法は、次の通りです。

  1. 1年間のスワップポイント=為替レート×保有数量×金利差
  2. 1日辺りのスワップポイント=1年間のスワップポイント÷365日

仮に円ドルを保有していた場合は、次のような計算式となります(以下の金利はあくまで例です)。

【1ドル=100円(金利差0.9%)、2万通貨を保有していた場合】
■為替レート100円×保有数量20,000通貨×金利差0.9%=1年間のスワップポイント18,000円
■1年間のスワップポイント18,000円÷365日=1日辺りのスワップポイント約49円

上記の条件だと、1日に49円のスワップポイントが得られるということです。

1日辺りにするとわずかな利益ではありますが、金利差の大きい通貨ペアをたくさん保有するほど利益は多くなりますし、コツコツと積み上げていくことで大きな収益へと変化します。

スワップポイント狙いのFXトレードのメリット

FXでは、スワップポイントだけを狙って高収益を実現することも不可能ではありません。

ここでは、スワップポイント狙いのFXトレードのメリットをお伝えしていきます。

余計な取引を行う必要がない

スワップポイントは通貨ペアを保有しているだけで済むため、特に売買をする必要はありません。

通貨の売買をするときはチャート分析や指標のチェックなど手間がかかりますが、通貨を保有しているだけであれば面倒な作業をせずに済みます。

また、チャート分析やさまざまな指標を確認する方法などは、習得するまでに長い時間が必要です。

スワップポイントだけ狙うのであれば上記のような分析手法も必要ないため、初心者でも簡単に始めることができます

外貨預金とは異なり利息が毎日発生する

スワップポイントは何もFXに限った話ではなく、外貨預金でも獲得することができます。

なぜなら、外貨を保有するということは2国間の通貨を売買しなければならないため、おのずと金利差による損益が発生するからです。

しかし、銀行では毎日金利差益を配っているわけではありません。

よって外貨預金では毎日スワップポイントを受け取れないことになります。

一方のFXは通貨ペアを保有しているだけで毎日スワップポイントが発生するため、外貨預金よりもお得といえるでしょう。

ポイントを絞って情報収集ができる

スワップポイント狙いのFXトレードは初心者でも簡単にできますが、やはり最低限の情報収集は行わなければなりません。

たとえば、各国の政策金利を調べたり、FX会社が提示するスワップポイントを比較するなどです。

ただし、売買益を狙うFXトレードに比べると複雑な分析手法などを覚える必要がないため、手軽にスタートできる点は変わりません。

情報を調べる際も政策金利などのポイントを絞り込んだ情報収集だけで済みます。

スワップポイントを獲得しやすい初心者向けの通貨ペア

FX初心者の方がスワップポイント狙いで通貨ペアを選ぶ場合、なるべく政情が安定した国を選択するようにしましょう。

新興国のような政情が不安定な国を選んでしまうと暴落リスクが高くなってしまうからです。

国内での紛争やテロ、政情不安が多い国は通貨価値が安定せず、たとえ高い金利でも取引を行うときに大きな損失を生みやすくなってしまいます。

そのため、金利差が大きく、なおかつ政情が安定している以下のような通貨ペアがおすすめです。

  1. ドル円(USD/JPY)
  2. 豪ドル円(AUD/JPY)
  3. NZドル円(NZD/JPY)

米国はFRB(米国連邦準備制度理事会)のFOMC(連邦公開市場委員会)や雇用統計などで政策金利が大きく下落することもありますが、先進国で政情が安定しています。

オーストラリアやニュージーランドは準先進国のなかでは高い金利を維持しつつ、急な経済破綻なども起こりにくい安定感も持ち合わせています。

初心者が手を出してはいけない通貨ペア

初心者のうちに手を出すべきではない通貨ペアは、政情が安定せず常に経済破綻リスクを抱えているような国々です。

たとえば、メキシコペソ円(MXN/JPY)トルコリラ円(TRY/JPY)などは、高額なスワップポイント獲得のチャンスも大きい反面、経済情勢が悪くなるとたちどころに価値が暴落するリスクを兼ね備えています。

そのため、さまざまな分析手法を習得した中~上級者になってから挑戦するほうが無難です。

また、先進国の通貨であっても、ポンド円(GBP/JPY)などのように扱いが難しい通貨ペアも避けましょう。 ポンド円は取引量は非常に多い通貨ペアですが、価格の乱高下が激しく初心者には扱いづらいことが難点です。

まとめ

FXのスワップポイントは保有する通貨ペアの金利差による利益のことで、通貨を取引して得る売買益とは別に受け取ることができます。

よって、スワップポイントと売買益をバランス良く獲得することができれば、より高い収益を実現できるでしょう。

ただし、取引方法を間違ってしまうとかえって損失(マイナススワップ)が発生してしまうので注意してください。

スワップポイントで利益を得るには、基本的に低金利通貨を売却、高金利通貨を購入する取引を行うことを意識しましょう。

まずは初心者でも扱いやすいドル円や豪ドル円などからスタートし、徐々にFXに慣れていくことをおすすめします。

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