FXとは初心者が知っておきたい基礎知識を徹底解説

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「FXってなに?むずかしそうな言葉が、たくさんでてきてよくわからない」

「FXの仕組みって、どうなってるの?どうやって、利益を出していくのかも知りたい」

本記事は、そのような悩みを抱えている方に向けて書いています。

昨今の副業や資産運用ブームから、FXに興味を持つ方が増えてきました。

そのためか、FXについて「楽して稼げる」や「大損する」などの信ぴょう性に欠けるさまざまな情報が飛び交っていて、何を信じていいのかわからない方もいるでしょう。

そこで本記事では、FX初心者の方が正しい基礎知識を得られるように、FXの概要や知っておきたい重要用語、メリット・デメリットを解説していきます。

じぃ

お坊ちゃま、今回はFXについてお教えいただけるのですね。

ずぼら野郎

FXと聞くだけで怪しいとか胡散臭いと思う人も多いですが、実際はとてもシンプルになっています。専門用語も簡単に解説していきます。

本記事を読むことで、FXを始めるのに必要な基礎知識を得られますよ。

目次

FXとは

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FXとは「Foreign Exchange」の略称で、日本語では「外国為替証拠金取引」と訳されます

また「外国為替証拠金取引」を略して、「外為(がいため)」と呼ばれることもあります。

もともとFXは、一部の金融機関でしか行われていませんでしたが、2000年台に入って一般の人も取引できるようになりました。

FXの基本

FXとは、日本語にある通り「外国為替取引」を「証拠金」で行うことです。

その2つの言葉の意味は、次のようになります。

「外国為替取引」は、海外旅行に行くときに通貨を交換する場面をイメージしていただけると、わかりやすいでしょう。

  1. 「外国為替取引」:ある国の通貨を別の国の通貨と交換すること
  2. 「証拠金」:取引を行う際に預けておく資金のこと

たとえば所持金100万円を持って、アメリカ旅行に行くとします。

1ドル=100円なら、100万(円)÷100(円)=1万(ドル)と交換できますね。

このように異なる通貨を交換することを、「外国為替取引」というのです。

ではその1万ドルを使わずに日本に帰ってきたとき、1ドル=105円の相場になっていたとします。

※交換する通貨の価格は日々変動しており、そのことを「為替相場」と言います。

すると所持金は、1万(ドル)×105(円)=105万(円)となり。円からドル、ドルから円と交換するだけで5万円の利益を得られました。

FXは投資の一種であるため、利益を得るのが最大の目的です。

このように為替相場を利用して、利益を得ていくのがFXの基本となります。

まとめるとFXとは、

利益を得るために
異なる通貨を交換する「外国為替取引」を
預けている資金(「証拠金」)で行う

ということです。

円高・円安とは

先ほどの例で説明したように、FXは為替相場の変動から利益を得ていきます。

FXで為替相場の変動をチェックするときに重要なのが「円高・円安」という言葉です。

その2つの言葉は、次のような意味になります。

  1. 円高:円の価値が他の通貨と比べて高くなること
  2. 円安:円の価値が他の通貨と比べて安くなること

おそらく「ん?なんだかよくわからない」と感じた方もいるでしょう。

では具体的に、1ドル=100円を基準に考えてみます。

たとえば、ある日1ドル=100円から1ドル=110円に為替相場が変化しました。

その変化は円高でしょうか、円安でしょうか。

答えは、円安です。

なぜなら1ドルと交換するのに、多くの日本円を支払わなければならないからです。

1ドルと交換するのに100円を出せば良かったところ、10円多い110円を支払わなければ交換できなくなりました。

つまり円の価値が、安くなってしまったのです。

では逆に、1ドル=100円から1ドル=90円に変化したとしましょう。

もうお分かりの通り、この変化は円高となります。

以上の変化をドルから見れば、「ドル高・ドル安」となります。

為替相場は、通貨の価格ではなく価値で高い安いが決まることに注意してください。

FXは24時間可能

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FXは、24時間できます。

なぜなら、世界中に取引市場があるためです。

世界の主要都市におけるFX市場のオープン時間をまとめると、次の表のようになります。

都市名オープン時間(日本時間)
ウェリンストン5:00〜13:00
シドニー7:00〜15:00
東京9:00〜17:00
シンガポール10:00〜18:00
ドバイ15:00〜23:00
ロンドン18:00〜2:00
ニューヨーク21:00〜6:00

ただ原則、土日は取引できず、祝日などは取引できないか、オープン時間が短くなっていることに注意してください。

またFX会社によっても取引可能時間が異なるので、確認するようにしましょう。

FX初心者が知っておきたい3つの重要用語

FXには、初心者が理解しにくい一方で、重要な用語が多数あります。

ここではそのなかでも特に重要な、次の3つの用語について解説していきます。1. レバレッジ2. スプレッド3. スワップポイント

用語①:レバレッジ

レバレッジとはもともと、「てこの力」や「てこの原理」を意味する言葉で、少ない資金で大きな金額の取引ができることを言います。

FXは、証拠金の範囲内での取引が基本です。

たとえば証拠金を10万円にするなら、10万円の範囲内でしか取引できません。

しかしレバレッジを利用することで、さらに大きな金額での取引ができるのです。

利用できるレバレッジの上限は、証拠金の25倍までとなります。

つまり10万円の証拠金があるなら、250万円までの取引ができるようになるということです。

レバレッジを使って少ない資金で大きな金額の取引を行うことが、FXの醍醐味と言えるでしょう。

用語②:スプレッド

スプレッドとは、通貨の売り値と買い値の差のことで、FXの取引手数料となります。

ニュースなどで、「本日の円相場は、100円53銭〜55銭となっています」という報道を見たり聞いたりしたことはないでしょうか。

実は「100円53銭〜55銭」というのは、為替相場の推移を表しているのではなく、売り値が100円53銭、買い値が100円55銭ということを示しているのです。

つまり、例にならうと日本円を売ったり買ったりするたびに、2銭の取引手数料がかかることになります。

手数料の多少は、投資成績に関わることなので、必ずチェックするようにしましょう。

ちなみに通貨の売り値のことを「Bid」、買い値のことを「Ask」というので、合わせて覚えておいてください。

用語③:スワップポイント

スワップポイントとは、2ヶ国の通貨の金利差から得られる利益のことで、「金利差調整分」とも言われています。

FXでは高い金利の通貨を買って、安い金利の通貨を売ることで、その金利差から保有日数に応じてスワップポイントを受け取れるのです。

では、次のような条件でスワップポイントを計算してみましょう。

  1. 取引内容:日本円で1万米ドルを購入する
  2. 為替相場:1ドル=100円
  3.  米ドルの金利:2%
  4. 日本円の金利:0.1%

1日あたりに得られるスワップポイントの計算式は、次のようになります。

100×1万×(2−0.1)÷365=52.0547••••••≒約52円

金利差を上手に活用すれば、スワップポイントから多くの利益を得られるでしょう。

FXは数千円から取引可能

FX会社の多くは、1,000通貨もしくは1万通貨を最小の取引単位としています。

したがって1通貨=100円の通貨なら、10万円もしくは100万円を準備しなければ購入できません。

ただFXには、最大25倍のレバレッジがあります。

レバレッジを利用すると、4,000円で10万円分の通貨を購入できるのです。

FXで利益を得る仕組み

FXは、投資の一種であるため利益を出せないと意味がありません。

ただ具体的にどのように利益を得るのかが、あまりイメージできない方もいるのではないでしょうか。

とはいえ、FXの利益を得る仕組みはシンプルで、次の2つしかありません。1. 為替差益2. 金利差益

それぞれ、解説していきます。

仕組み①:為替差益

為替差益とは、通貨の価格の動きに応じて売買することで、利益を得ていく仕組みになります。

為替差益で利益を得るには、次の2つの考え方しかありません。1. 安く買って高く売る2. 高く売って安く買う

たとえば、1ドル=90円のときに、1,000ドルを購入すると、9万円を支払ったことになります。

その後1ドル=110円に値上がりすると、保有していた1,000ドルは11万円となり、売却することで2万円の利益を得られるのです。

またFXでは、先に売って買い戻すことができます。

ここでは、1ドル=110円のときに1,000ドルを売っておいたとしましょう。

その後、1ドル=90円まで値下がりしたときに買い戻すと、1ドルあたり20円、合計で2万円の利益を得られます。

以上のようにFXでは、値上がりでも値下がりでも利益を得られるのが魅力です。

仕組み②:金利差益

金利差益とは、スワップポイントのことです。

スワップポイントの詳細は、「FX初心者が知っておきたい3つの重要用語」の章で解説しているので、まだ読んでいない方は確認してみてください。

スワップポイントは、1日あたりにすると数十円ほどの利益ですが、年間にすると数万円にまで利益がふくらみます。

特に日本の金利は、世界の中でも低い一方で、トルコリラやブラジルレアルなど新興国を中心に金利の高い通貨がたくさんあります。

その通貨間の金利差を活用すれば、多くの利益を得られるでしょう。

ただ高金利の通貨は、一般的に値動きが激しい傾向にあり為替損益に関わることに注意してください。

FXを活用するメリット

ここまでお伝えしてきたことのなかにも、FXのメリットがたくさん詰まっていましたね。

たとえば、次のようなメリットをご理解いただけたのではないでしょうか。

  • 24時間取引できる
  • レバレッジを使って少額で始められる
  • スワップポイントを毎日受け取れる
  • 値上げだけでなく、値下げ局面でも利益を出せる

その他にFXには、手数料が安いというメリットもあります。

FXの手数料が安いのは、取引手数料や口座開設手数料などを支払わなくていいFX会社が多数あるからです。

具体的な例として、大手FX会社である株式会社外為どっとコムでは、取引手数料が0円なのはもちろん、口座開設や口座への入出金にも手数料がかかりません。

その他の楽天FXやSBIFXトレードでも、同じように手数料は無料です。

FXには必ずスプレッドがかかりますが、FX会社によってはスプレッドを低くするキャンペーンを打ち出すなど、コストを下げる企業努力が盛んです。

他の投資手法である株式投資では、売買をするたびに一定の手数料を支払わなければなりません。

FXは、あらゆる投資手法のなかでも手数料が安いのです。

FXを活用するデメリット

本記事を通して、FXの良さやメリットをお伝えしてきました。

とはいえ、全くデメリットやリスクがないわけではありません。

ここでは特に注意しておくべき、FXにおける次の3つのデメリットを紹介します。1. レバレッジで損をする恐れがある2. 寝ている間も損をする恐れがある3. 強制ロストカットがある

デメリット①:レバレッジで損する恐れがある

レバレッジを活用することで、少ない資金で大きな金額の取引ができ、多くの利益を生み出せる可能性があります。

しかし、利益を得る可能性の裏には、必ず損するリスクもひそんでいるものです。

たとえばFXにおいて、4,000円の証拠金に対して10%の損失を出したとしましょう。

すると、損失額は400円になりますね。

一方で4,000円に25倍のレバレッジをかけた、10万円で10%の損をしたらどうなるでしょうか。

その場合は1万円の損となり、証拠金以上の損失を抱えてしまうのです。

レバレッジは利益を生み出すのに有効ですが、損失を大きくする恐れもあるので、慎重に利用しましょう。

デメリット②:寝ている間も損をする恐れがある

FXでは24時間の取引ができます。

つまり自分が寝ている間も為替相場や金利が動き、保有資産の価格が変動していることになります。

為替相場や金利の動きは予測しづらく、突然暴落するリスクもあるのです

なかにはそのリスクを恐れて、なかなか取引をやめられないという方もいます。

FXは、自分の生活リズムに合わせた利用を心がけましょう。

デメリット③:強制ロストカットがある

強制ロストカットとは、損失がふくらんでいるときに証拠金の一定割合を失った時点で強制的にすべての取引が決済される制度のことです。

強制ロストカットを実行された時点で、損失が確定します。

強制ロストカットの目的は、投資家の保護にありますが、損失が確定してしまうのはショックが大きいでしょう。

強制ロストカットは、損失が大きくなったときに発動します。

そのためレバレッジを小さくしたり、あらかじめ自分の基準で損切り(小さな損のうちにあえて損を確定させること)をしたりすることで、発動させないための対策をとるのがおすすめです。

FXの注文方法

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FXで通貨を売買するための注文方法には、さまざまなものがあります。

なかには、経験を積まないと使いこなせないようなものもあるので、ここでは初心者でも使える基礎的な、次の2つの注文方法を紹介します。1. 成行注文2. 指値注文

方法①:成行注文

成行注文とは、売買する時点のレートで取引できる注文方法になります。

すぐに注文できるためわかりやすく、初心者の方が最も使いやすい注文方法です。

成行注文は、大まかに次のような手順をふめば完了します。1. 成行注文を選択2. 売買する通貨量を入力する3. 売りか買いかを選択する

FXを始めたら、まずは成行注文に挑戦してみましょう。

方法②:指値注文

指値注文とは、取引したいレートをあらかじめ指定しておく注文方法のことです。

たとえば、現在のレートが1ドル=100円で、1ドル=95円になったら買いたいと思っているとします。

その場合、1ドル=95円を指値で注文しておくと、その指定したレートになったときに購入が実行されるのです。

指値注文の手順は、大まかに次のようになります。1. 指値注文を選択2. 売買する通貨量を入力する3. 取引したいレートを入力する4. 注文する

あらかじめ指値注文しておくことで、自分の好きなレートで自動売買してくれるので便利な機能です。

FXを少額から始めて利益を積み上げていこう!

FXは少額から始められ、初心者からでも短期的に、高い利回りを実現できる可能性のある投資手法です。

また手数料が少なく、取引時間も自由であるため、いつでも簡単に取引できるのも魅力です。

もちろん、投資であるため損するリスクもあるでしょう。

ただ損失リスクは、レバレッジの大きさや注文のタイミングをコントロールすることで小さくすることができます。

FXに興味のある方は、まずは少額から始めて小さいリスクで利益を積み上げていきましょう。

そして慣れてきたタイミングで、注文方法の工夫や相場分析などに力を入れてみてください。

また他の投資に取り組んでいる方も、為替取引で利益を狙う攻めの投資手法として取り入れてみてはいかがでしょうか。

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