仮想通貨を保有したことのない人は取引所やウォレットはよく耳にしますが実際にどのような違いがあるのかを知らない人も多いと思います。

お坊っちゃま、じぃには取引所とウォレットの違いがわかりませんので解説をお願いします。

取引所とウォレットは使用用途でメリットとデメリットが存在するのでその点をメインに解説していきます。
それぞれに役割が存在しますので、お互いのメリットやデメリットを仮想通貨取引を4年以上している知見から解説していきます。
仮想通貨取引所とウォレットの違いとは

仮想通貨取引所でできることは下記です。
①法定通貨→仮想通貨
②仮想通貨→仮想通貨
③法定通貨及び仮想通貨の保管
ウォレットでできることは下記です。
①仮想通貨の保管
これだけ見ると圧倒的に取引所に軍配が上がりますが、どちらにもメリットとデメリットが存在します。
取引所のメリットとデメリット
まず仮想通貨取引所のメリットとデメリットを挙げていきます。
メリット
法定通貨(日本円やドル)を仮想通貨(ビットコインやイーサリアム)などの通貨に換金することができます。
※仮想通貨から法定通貨も可能
またそのまま仮想通貨を取引所内で保有することもできます。
デメリット
デメリットは2つです。
- 取引所を複数開設する必要がある
- 送金に時間がかかることがある
取引所を複数開設する必要がある
仮想通貨取引所によって扱うことができない通貨もあるため、複数の取引所を解説する必要があります。
BTC(ビットコイン)のみを購入される方は日本の取引所の開設だけで大丈夫ですが複数のコインを所有したい場合は海外の取引所を開設する必要があります。
またその都度KYC(本人確認)提出をする必要があります。
※日本の取引所と海外の取引所(バイナンス)を開設していればほとんどの通貨を扱うことができます。
送金に時間がかかることがある
取引所は送金手数料を抑えるため、複数の送金をまとめて行うことが多々あります。
そのため、送金を行ってから12時間後に取引所が処理する場合などがあります。
急ぎの場合などはこちらは出金処理を行なっていますがお金は取引所を出ておらず相手方には到着しないというトラブルが発生します。
着金を急いでいない場合はこちらで大丈夫ですが、期限がある場合は取引所からの送金はお勧めできません。
ウォレットのメリットとデメリット
仮想通貨ウォレットにもメリットとデメリットが存在します。
メリット
仮想通貨ウォレットの最大の魅力は送金が早いことです。
取引所のように送金をまとめて行うことはなく、その時行った送金作業はすぐに対応してくれます。
そのため入出金が多い方は取引所で仮想通貨にエクスチェンジ(換金)後、ウォレットで保有していると便利です。
デメリット
デメリットはエクスチェンジ(換金)できないウォレットがほとんどだということです。
法定通貨に戻して出金したい場合は一度取引所へ送金し換金して出金する形になります。
※初めは手間のように感じますが慣れると簡単で、仮想通貨を所有している人の大半はこの方法を取っています。
便利な使い分け方
取引所とウォレットを使い分けるととても便利です。
また、使用用途でおすすめの方法がありますので紹介していきます。
- ビットコインしか保有しない場合
- アルトコインを売買する場合
- 複数の通貨を管理したい場合
ビットコインしか保有しない場合
ビットコインのみの保有は日本の取引所の解説のみで大丈夫です。
取引所へ日本円を送金し、ビットコインを購入します。
そのままホールドし売却したいタイミングで日本円に戻すことができます。
アルトコインを売買したい場合
アルトコインの売買したい方は日本の取引所と海外の取引所を開設する必要があります。
日本の取引所では扱っているアルトコインの種類が少ないため、取引通貨の多い海外の取引所を開設することで多くの種類のアルトコインを保有することができます。
複数の通貨を管理したい場合
複数の通貨を管理したい場合は日本の取引所&海外の取引所&ウォレットがベストです。
僕はこの管理方法を行なっておりおすすめは下記です。
日本の取引所→GMOコイン
海外の取引所→Binance(バイナンス)
ウォレット→Trust Wallet(トラストウォレット)
この3種類があれば仮想通貨の購入・保有・売却で困ることはほとんどないです。
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